2022年1月16日(日)

足利市民プラザ 文化ホール

足利氏と雅楽

 最古のオーケストラと言われる雅楽は、皇帝はもとより足利将軍家においても正式な音楽として重んじられた。特に「宇宙から降り注ぐ光」に例えられる「笙」(しょう)は足利将軍職の権威のシンボルであった。足利尊氏や三代将軍義満は、「笙」の演奏家として知られ、秘伝〔荒序〕を授かるほどの名手であったという。
 茶華道、香道、墨絵、日本建築や庭園、能楽など今日「日本文化」とよばれている多くが、王朝文化や禅宗文化を綜合した足利義政の東山文化の影響を受け、誕生している。一切のものは無常なるが故に美しいと観ずる中世の美意識は現代にも受け継がれている日本人の美意識である。
 足利の礎(いしずえ)となり、尊氏の父祖にあたる足利義兼の廟所である樺崎寺跡の浄土庭園を舞台に、足利氏ゆかりの伝統芸能に親しむことは、歴史と文化のまちづくりを目指す足利にとって、極めて意味深いものである。


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開催日 |2022年1月16日(日)

開催時間 |開場13:00 祭事開演14:00
場所   |栃木県足利市
      足利市民プラザ 文化ホール

※当イベントは新型コロナウィルス感染症拡大防止の為、日時を延期しております。また開催場所が足利市民プラザ文化ホールに変更となりましたのでお知らせいたします。

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会場MAP

案内地図
〒326-0823 栃木県足利市朝倉町264番地
最寄り駅:足利市駅
徒歩  :足利市駅~足利市民プラザ 徒歩10分(約900m)
バス  :東武足利市駅~アピタ前(名草線)3分 + アピタ前~足利市民プラザ 徒歩6分(約450m)